徳永英明 もやもや病再発で手術していた

手術を受けたことを明かした徳永英明
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 歌手の徳永英明(55)が2月上旬にもやもや病と診断され、もやもや病による脳梗塞発症予防のため2月22日に左複合バイパス手術を受けたことを3日、発表した。経過は良好で、間もなく退院できる見込みだという。活動再開は4月を予定している。徳永は2001年5月にもやもや病で休養し、02年11月に復帰している。

 徳永は02年の復帰会見で再発の可能性を示唆したが、13年3カ月を経てその時が来た。所属レコード会社によれば2月上旬、右腕がちょっと重たい、と体調不良を訴え、検査の結果、もやもや病と診断されたという。

 玉川病院の芳賀高浩医師によると、もやもや病とは脳の内頸動脈が閉そくか狭さくで開通しておらず、人体が細かい血管をはわせて機能を代償しようとするが、その血管は弱いため破れやすかったり運ばれる血液が少なかったりする。血管が破れると脳出血、血液が十分流れないと脳虚血症状を起こし、虚血症状が悪化すると脳梗塞になるという。

 徳永は2月上旬、都内の病院に入院。22日に左複合バイパス手術を受けた。芳賀氏によると、血液の流れを良くして虚血症状を改善するための一般的な、予防の手術だという。

 手術は無事成功し、術後の経過も良好。徳永は間もなく退院できる見込みで、この日、「一日でも早い復帰に向けて療養しておりますので、もう少しお待ちください」とのメッセージを発表した。

 これによりキャンセルした仕事は、2月19日のフジテレビ系「ミュージックフェア」2600回記念コンサートのみ。徳永は3月いっぱいをリハビリを兼ねた療養にあて、4月に活動を再開予定。4月16、17日には都内でファンクラブイベントを予定しており、ここでファンへの復帰第一声が聞けそうだ。

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