パレスチナ巡る発言で物議醸したオスカー女優「ハリウッドの権力構造」に言及 ハリウッドの現状を批判

 アカデミー賞の主演女優賞を受賞した「デッドマン・ウォーキング」などで知られるスーザン・サランドン(79)が、政治的見解を理由に「最近も映画の仕事を奪われた」と明かした。

 2023年、パレスチナ支持をめぐる集会での発言が物議を醸し、長年所属した大手エージェンシーから契約を解除されていたスーザン。6日、イタリアのベネチア国際映画祭で「あれから3年が経過し、業界の情勢は変わったか」と問われ、「世間の認識や語られ方は大きく変わった」としつつも「エージェンシー側がいまだに起用しないよう働きかけていて、映画を奪われる事態が起きている。それが業界の権力構造ね」とハリウッドの現状を批判した。

 新作映画「ジ・エコー・チェンバー」を引っ提げて同映画祭に参加したスーザンだが、一方で海外での活動には手応えを感じているという。「大手スタジオが関わる作品では起用は不可能って言われる」と明かしつつ、警告を無視して起用を決めた同作のアンドレア・パラオロ監督に感謝を示し「業界内には強硬な立場をとる人々がいるが、私は自分の居場所を見つけた」と続けた。

 スーザンは23年11月、米ニューヨークでの集会でイスラエルとハマスの衝突に触れ、「全米のユダヤ人はこの国でイスラム教徒がどのような扱いを受けているかを実感している」と発言。翌月に「ユダヤ人が迫害を受けてこなかったかのような誤解を与える不適切な表現だった」と謝罪文を発表していた。

(BANG Media International/よろず~ニュース)

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