ビートルズの名曲「デイ・トリッパー」誕生秘話が覗ける初期の音源が解禁 ジョンとポールが冗談を言い合う

 ザ・ビートルズの名曲「デイ・トリッパー」が、後の代表的ヒット曲となる前の初期の自宅録音音源というかたちで姿を現した。

 「デイ・トリッパー(ソングライティング・ワーク・テープ)」は、「ラバー・ソウル」制作期に、ジョン・レノンの自宅ケンウッドで録音されたもので、ファンになじみのある洗練れたシングル版とはまるで違う一曲。この時点ではあの印象的なリフさえまだ生まれておらず、ジョンとポール・マッカートニーが、ジョンが温めていた古いフォーク調のメロディをもとにアイデアを出し合い、笑い合ったり冗談を言い合ったりしながらフレーズを試している様子が聴ける。

 完成版の「デイ・トリッパー」は、その後8時間に及ぶスタジオでの集中作業を経て仕上げられ、「恋を抱きしめよう」との両A面シングルとして「ラバー・ソウル」とは別に発売された。しかしこの音源では、録音レベルの大きさをジョンが冗談交じりに指摘する場面など、曲がまだ最も「人間くさい」原型だった頃の姿が捉えられている。

 このワークテープは、10月2日発売の「ラバー・ソウル」スペシャル・エディションに先駆けて配信された。拡張盤には24曲の初期セッション音源、20曲の未発表テイク、3曲の自宅デモに加え、新旧2種のミックスが収録される。これは、先ごろ配信された「ミッシェル(テイク1)」に続く先行公開となる。

(よろず~ニュース編集部)

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