アカデミー賞俳優 東京が舞台の新作のため日本語を勉強!文化を学ぶため早めに来日

 俳優のブレンダン・フレイザー(56)は、新作映画『レンタル・ファミリー』のために日本語を勉強したという。東京を舞台にした同作で、家族や友人のふりをする「レンタル家族」という仕事に就く俳優役を演じているブレンダンは、撮影開始前に日本文化を学ぼうと、早めに来日していたのだそうだ。

 『ハムナプトラ』などで知られ、『ザ・ホエール』ではアカデミー主演男優賞も獲得しているブレンダンは、舞台裏を映した動画でこう説明する。「何かを発見するというのが大好きなんだ。自分自身の東京の話があるように感じるため、早めに来た。翻訳機を手にあちこち歩いて、人と話そうとしたよ」「僕のキャリアの中でも最も視野が広がった経験の1つだった」

 そしてHIKARI監督は、ブレンダンが役作りのために週3、4回の日本語のレッスンを受けていたことを明かした。

 そんな新作についてブレンダンは先日、自分自身を信じる力との向き合い方を変える転機になったとして、「僕は自分に自信が持てずに苦しんできました。でもこの映画を作ることで、自分には価値があるんだと気づかされたんです。ずっとそうだったのに、なぜこんなにも自分に厳しくしていたんだろうと」と語っていた。

 『レンタル・ファミリー』は来年2月27日から日本公開予定だ。

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