アカデミー賞女優、新ドラマの配信延期決定に不満「私たちの間で意見が一致していない」 延期理由は国内殺人事件か

 ジェシカ・チャステインが、新ドラマ「サヴァン」の配信延期というApple TV+の決断に不満を表している。国内過激派による事件を未然に防ごうとする捜査官たちの姿を描く新ドラマは、9月26日から配信スタートの予定だったが、つい先日、無期限の延期が発表されていた。

 これを受け、ジェシカはSNSに次のような声明を発表した。「私はアップルとの提携を大切に思っています。彼らは素晴らしい協力者であり、彼らのチームを深く尊敬しています」「とはいえ、『サヴァン』の配信開始を保留にするという決定については、私たちの間で意見が一致していないということはお知らせしたいと思います」。

 配信延期の理由については発表されていないものの、今月10日にユタ州で起こったチャーリー・カーク氏殺害に関連しているとみられており、ジェシカは「この番組を作り始めてからの5年間の間に、私たちはアメリカにおける多くの暴力を残念ながら目にしてきています」と続け、2021年1月6日の連邦議会議事堂襲撃事件などに言及、「私は困難なテーマから逃げたことはありませんし、この番組がこれほど現実と重なっていなければ良かったと思ってしまいますが、残念ながら、重なっているのです」とコメントしている。

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