人気女優「最悪の資質を全部呼び覚ました」 共演俳優イライラさせる方法をマスター

 俳優のミシェル・ウィリアムズは映画「ブルー・バレンタイン」の撮影の合間に共演俳優のライアン・ゴズリングと酷い生活を送っていたという。2010年に公開された同作、2人が演じるキャラクターが愛し合っている様子を描いた前半部分の撮影が終わり、その後実際に同居生活をスタート、関係が崩壊していく後半部分の撮影に戻った際にはお互いをイライラさせる方法をマスターしたそうだ。

 ポッドキャスト「アームチェアーwithダックス・シェパード」でミシェルはこう明かす。「撮影が中断してね。最初のパートは私たちの役は若くて愛し合っていて何もかもがうまく行っていた。2週間の休みで私たち一緒に暮らしたの」「9時から5時までのオフィスアワーというプロフェッショナルな状況で。日中は即興を2人でやった。お互いをイライラさせるため、自分たちが築いたものを破壊するためにね。酷いものよ」

 2人の役の結婚写真も燃やしたそうで、監督のデレク・シアンフランスからは即興の課題も与えられていたという。「自分たちが愛していたものを手放すことに本当に苦労した。デレクはこう言っていた。『この関係をめちゃくちゃにしなきゃいけない。それは燃やさなきゃ』って。それで自分たちの結婚写真を燃やす儀式をしてね」「その後デレクは『イライラした日を過ごした後は娘を連れて遊園地に行くんだ。楽しい時間を過ごすようにしてくれ』って」

 当時ミシェルはライアンに、「あなたが私を嫌いになる必要はない。私が今の自分大嫌いだから」「私のうっとおしさったらないわ。私たち、自分たちの最悪の資質を全部呼び覚ましたのよ」と話したそうだ。

 そんな撮影中断の時間について楽しくもあったと振り返ったミシェルだが、こういった映画製作がこれからもされるとは思っていないという。「誰がまたあんな風に働くことできるかしら。待機しているクルーたちがいるわけで彼らに払わなきゃいけない。低予算の小さな映画でスタッフも少人数、撮影の途中で大きなダウンタイムがあるんだから」

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