薬物使用で拘束 ユ・アイン主演映画「Hi.5」の公開決定を配給会社が発表 リスク乗り越えヒットなるか
薬物を常習的に使用した疑いで拘束されていた、韓国俳優のユ・アインが主演している映画「勝負」(W主演:イ・ビョンホン)が3月末に韓国で公開され、大ヒットを記録している。そんな中、映画配給会社のNEWが、やはりユ・アインが主演を務めている映画「Hi.5(ハイファイブ)」(原題)の6月公開決定を発表したと6日、現地メディアのCBSノーカットニュースなどが報じた。なお同社は、ユ・アインはプロモーション活動には参加しないことも、併せて伝えたという。
「Hi.5」は、超能力を偶然手に入れた5人が、その超能力を狙う者たちと出会い、巻き起こる出来事を描いた作品。ユ・アインをはじめ、イ・ジェミン、アン・ジェホン、ラ・ミラン、キム・ヒウォンなどが出演している。
撮影は2021年に行われ、当初の公開は23年を予定していたが、同年にユ・アインの薬物使用疑惑が浮上し在宅起訴されたため、公開が延期されていた。
同じくユ・アインの問題で、公開延期となっていた映画「勝負」は一時、OTTプラットフォーム(動画配信サービス)での公開になると報じられたが、最終的に劇場公開を実現させ、観客動員数が100万人を突破するなどの、好調を見せている。
「Hi.5」も“ユ・アイン”というリスクを乗り越え、興行的に成功することができるのか注目されると、現地メディアは伝えている。
