米国の人気俳優が死去 アルツハイマー病の末に逝く 83歳
米俳優デヴィッド・バーニーが死去した。83歳だった。1970年代の米テレビドラマ『ブリジット・ラブズ・バーニー』で売れない作家バーニー・スタインバーグ役を演じたことなどで知られるデヴィッドは、アルツハイマー病を患った後、先月29日に帰らぬ人となったという。
同ドラマでブリジット役を演じ、実生活でもデヴィッドの元妻であるメレディス・バクスターはピープルにこう話している。「デヴィッド・バーニーの死を非常に悲しんでいます。我々の子供達、ケイト、ピーター、モリーのことを想うと心が痛みます。彼らの人生に多大な影響を及ぼしたデヴィッドを失ったことは深く感じられるでしょう」
1974年から1989年までデヴィッドと結婚生活を送ったメレディスはまた、デヴィッドの「ライフパートナー」だったミシェル・ロバージさんにもお悔やみの言葉を述べた。
デヴィッドは、ユダヤ人の男性がカトリックの女性と結婚した姿を描いたことで論争を呼んだ同ドラマでメレディスと共演した後、多数のブロードウェイミュージカルに出演、また『ラブ・ボート』や『ジェシカおばさんの事件簿』などのテレビドラマで活躍した。出演した最後のドラマは、2007年の『WITHOUT A TRACE/FBI失踪者を追え!』だった。