ビリー・アイリッシュ、PETAの「今年の人」に 

 米国のカリスマシンガーソング・ライター、ビリー・アイリッシュ(19)がPETA(動物の倫理的扱いを求める人々の会)のパーソン・オブ・ザ・イヤーに選ばれた。動物保護に関して「決して沈黙しない」ことが評価されたビリーは、史上最年少での選出となる。

 同団体の創設者イングリッド・ニューカーク氏はこう話す。「ビリー・アイリッシュは肉食、乳製品、レザー、毛皮、シルクといったもののパーティーの終焉を確信しています。PETAは、ヴィーガンのファッションと食事は動物と地球に優しいということを、機会があるごとに指摘してくれた彼女を祝福することを非常に嬉しく思います」

 12歳の頃から乳製品と肉を断つ食生活をしているビリーは、ヴィーガンの提唱者としても知られ、先日の感謝祭を前にこう話してもいた。「七面鳥は世界で一番温和な生き物のひとつ。乳製品と食肉の業界について知ると、動物たちに何が起こっているかを気づきつつ何もしないなんて無理」

 そんなビリーは今年ナイキとコラボし、100%ヴィーガンで20%以上がリサイクル素材を使ったエア・ジョーダンを発表、更に動物実験なしの香水も発売している。また、今年のメット・ガラでビリーはオスカー・デ・ラ・レンタによるボールガウンで登場、同ブランドがファーの使用を停止することをその条件にしていたそうだ。

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