【山田美保子のミホコは見ていた!】ジャニフェス&カウコン 期待しかない
テレビを見ながら思わず「やった~!」と声を上げてしまった。SNSでも歓喜の声が今も止まない。1日、嵐の相葉雅紀がMCを務める「FNS歌謡祭」(フジテレビ系)において、「ジャニーズカウントダウンライブ」(以下、カウコン)が大晦日に開催されることが発表されたのである。
KinKi Kids出番の際、相葉からの「何か、うれしいお知らせが…」という振りに堂本光一が「今年の大みそか、ジャニーズカウントダウンコンサートを開催いたします」と宣言。続いて堂本剛が「僕たちKinKi Kids司会で、2年ぶりの東京ドームから生中継させていただくことになりました」と続けたのだ。
目玉企画は、国民投票で決まるジャニーズ初夢ユニット。これまでにもカウコンでは、各グループのメンバーがシャッフルされたコラボメドレーや、年男が大集合したパフォーマンスなどが見られたものである。
なかでも忘れられないのは、やはりファン投票で決まった「2015-2016」での「初夢2ショットBEST5」だ。今ではおなじみのA.B.C-Zの河合郁人による嵐の松本潤のモノマネが“ご本人”の前で大々的に披露されたのがこのとき。プライベートで大親友の関ジャニ∞の大倉忠義とKis-My-Ft2の北山宏光が体を絡ませ合いながら両グループの大ヒット曲を歌ったり、少年隊の東山紀之と嵐の大野智が「日本よいとこ摩訶不思議」を完璧にハモッたりしたのも名場面だった。
嵐といえば、カウコンの前日には、同じく東京ドームで松本潤が演出を担当する「Johnny’s Festival Thank you 2021 Hello 2022」の開催も決まっている。このカウコンそっくりのタイトルを見たとき、今年はもうカウコンはないのだ…と多くのファンの皆さんは理解したに違いない。
それが2日連続で、多くのグループが参加する、いわばジャニーズ祭りが決まったのだから歓喜の声が止まないのも当たり前だろう。
コロナの影響で配信が続いていた会場に、フルで観客を入れられるようになって1週間。オミクロン株も第6波も気になるところだが、感染対策やルールを徹底すれば、実現は夢ではない。出演者やファンが安心、安全に“初夢”を“リアル”に見られることを心から願っている。