米俳優のドウェイン・ジョンソン（４９）が、ファンに自分のトラックをプレゼントした。ロサンゼルスで開催された新作映画『レッド・ノーティス』の特別上映会にファンを招待したドウェイン、そのトラックを贈られた海軍の退役軍人オスカー・ロドリゲスさんは目を潤わせたそうだ。

　ドウェインは当初、自身が出演するネットフリックスの同新作で使用したポルシェをプレゼントしようとしていたもののポルシェ側から断られ、代わりに自分が持っていた車の中から１台を寄付することにしたそうで、インスタグラムにこう綴っている。「今日は良い一日だった。メリークリスマス。オスカー、君の新しいトラックを楽しんでくれ。僕は『レッド・ノーティス』の特別上映会にファンを招待したんだけど、彼らの為に何か素敵なことをしたかった。その中のファンの一人に、何か大きな…何か巨大な…忘れられないことをしたかった。最初は、この映画の中で僕が運転しているポルシェ・テイカンをプレゼントしようと考えていたんだけど、ポルシェに『ノー』と言われてしまった。でも僕は『イエス、それなら僕がもっと良い物をあげる。自分用にカスタマイズした僕のトラックをプレゼントするよ』って言ったんだ」

　ドウェインは、７５歳になる自分の母親のケアを含め、ドメスティック・バイオレンスの被害に遭った女性への支援や食事の提供に自身の時間を費やしているオスカーさんの話に最も感動したとして、こう続けている。「あそこに居た皆の、出来る限りの情報を集めたよ。そして、オスカーの話に本当に感動したんだ。75歳のお母さんの世話をして、パーソナルトレーナーであり、教会のリーダー。謙虚で海軍の退役軍人であることを誇りに思う、彼は優しい人間だ。車で走り去る前、彼は『ただ愛だ。愛だけなんだ』って言ったんだ。その通りだよ、兄弟。新しい車を楽しんで。君と君の家族にメリークリスマス！！」