世界的バンドのメンバー ソロデビューアルバムを再リリースへ 「最初は不安だったが最高だった」

 ロックバンド・クイーンのギタリストであるブライアン・メイがソロデビューアルバム『バック・トゥ・ザ・ライト~光にむかって~』を再リリースする。1992年発表の同作を振り返ることに躊躇したものの、新しいファンに聴いてもらうのが楽しみとブライアンは語る。リマスター盤は8月6日に発売予定だ。

 ブライアンは言う。「最初は少し不安だった。何か自分の中で蒸し返すものがあるんじゃないかって。けど戻れて最高だった。これを一度も聴いたことのない人と繋がれればと思っている。僕をクイーンのギタリストとして認識している人がいる。僕を天文学者として知る人もいれば、動物の権利の提唱者として知る人もいる。3次元のヴィクトリア朝のステレオスコープの伝道者の類でもある。けど僕のソロ作について知る人はほとんどいない。だからこの作品への反応が楽しみだよ」。そして「遡って、何故僕がああいったものを制作したのかを再発見するのは素晴らしかった。僕にとってどういった意味があったのか、レコーディングの仕方とかね。いくつかの曲は凄まじい手間がかかっていて、実際やってのけたことが信じがたいよ。とても特別な物で気に入っている」と続ける。さらには「同時に小さな佳曲もある。非常にシンプルで控え目、感情が真っ裸のね。このアルバムで未だに僕が言いたい事を発見したんだ。そこにある危険、恐怖、希望、夢を僕は今も感じている」と思いを語る。

 今回同作は、レコード、2枚組CD、32ページのブックレット、ポスター、ダウンロードカード、エナメルバッジを含むコレクターズ・エディションのボックスセットの他、レコード、CD、2枚組CD「デラックス・エディション」、カセット、デジタルで発売、国内版は1CDと2枚組CD「デラックス・エディション」のみとなっている。

 また同作から新たなシリーズを開始するようで、「ザ・ブライアン・メイ・ゴールド・シリーズさ。それぞれの作品に小さな金のスタンプが付く。それらの1つ1つが自分が辿った道を再発見する機会を僕にくれるだろうね」とブライアンは明かしてもいた。

関連ニュース

編集者のオススメ記事

海外スターバックナンバー最新ニュース

もっとみる

    主要ニュース

    ランキング(芸能)

    話題の写真ランキング

    デイリーおすすめアイテム

    写真

    リアルタイムランキング

    注目トピックス