往年の「007」悪役俳優が89歳で死去 パリの自宅で息を引き取る

 マイケル・ロンズデールが死去した。89歳だった。ロジャー・ムーアがジェームズ・ボンド役を演じた1979年作「007/ムーンレイカー」でヒューゴ・ドラックス役を演じたことで知られるマイケルは、パリの自宅で息を引き取ったという。

 同作で自らは宇宙ステーションに身を置き、毒ガスで地球上の人類を絶滅させ、新たな世界を作り上げようと陰謀を企てる悪役ドラックスを演じたマイケルの訃報を受けて、「007」公式ツイッターには同シリーズのプロデューサーであるマイケル・G・ウィルソン、バーバラ・ブロッコリによる追悼の言葉が投稿されている。「『007/ムーンレイカー』でヒューゴ・ドラックス役を演じたマイケル・ロンズデール氏の訃報を受け非常に悲しんでおります。彼は並外れた才能を持つ俳優であると同時にとても大切な友人でした。この悲しみの中、ご家族とご友人の方々を思います。マイケル・G・ウィルソン、バーバラ・ブロッコリ」

 また2017年に他界したロジャー・ムーアの公式ツイッターも「マイケル・ロンズデール氏が今日亡くなったと聞いて、大変な悲しみの中にあります」と故人を偲ぶコメントを出している。

 マイケルはフランス語と英語による200以上の作品に出演しており、2012年のインタビューでは「007/ムーンレイカー」を「リッチな映画」と表現していた。ジェームズ・ボンド映画で悪役を演じることによりキャリアに悪影響が出ると心配したかと質問されたマイケルは「その逆だね!僕はあまり人気がなかったり、興行収入が低い映画を多く作ったから。僕は貧しい映画ばかり作ったんだよ。だから、リッチな映画に出てみたいと思ったんだ」と答えた。

 また同じインタビューで、ドラックス役をアドルフ・ヒトラーに例え、「演劇学校の僕の先生が『君は残忍な役を演じる日がくる』って言ったことがある」「彼はそれは酷いキャラクターだ。ナチスのようなね。ドラックスはヒトラーのようだ。彼は人類を絶滅させ、壮健な若者による新たな世界を作ろうとした。彼は全くの狂人だったよ」と続けた。

 映画やテレビ、ラジオ、舞台と様々な場で活躍したマイケルは、映画では1973年作「ジャッカルの日」や1998年作「RONIN」、またスティーブン・スピルバーグ監督による2005年作「ミュンヘン」などにも出演している。(BANG Media International/デイリースポーツ)

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