難病の人気女性歌手、自ら患う病への研究支援を呼びかけ

 歌手のセレーナ・ゴメスがソーシャルメディアで、全身性エリテマトーデス(SLE)の治療法開発への支援を呼び掛けている。海外ではループスと呼ばれている同免疫疾患を2015年に診断されたセレーナは、10日のループス・リサーチ・アライアンスに際し、ループス・リサーチ・アライアンスに対する寄付をツイッターで呼び掛けた。

 そこでセレーナは「今日は、この複雑な免疫疾患への関心を高める世界ループスデー。ループス・リサーチ・アライアンスに寄付できる人はこのリンクをクリックして。https://give.lupusresearch.org/give/123231/#!/donation/checkout」と綴った。

 SLEは免疫の働きに異常をきたし、自分自身の体の細胞や組織を攻撃してしまう病気で、全身の皮膚、関節、血管、腎臓などが侵される。セレーナもSLEの影響で腎臓移植を受けるなど、健康面で数々の問題を抱えるが、そうした経験を通じて自分が勇敢になっていることには感謝していると話していた。

 「こんなことがなかったら良かったのにと思うこともあるけど、それがなければ、同じことを経験している人たちを代表して発言できる今の自分はいなかった」

 「ループスや腎臓移植、名声や体調の悪さに取り組み、うつ病や不安神経症とかいったメンタルヘルスの問題を抱えてる。すごく複雑な状況」

 「でも『ルーズ・ユー・トゥ・ラヴ・ミー』が出来た時、『あ、これが私が頑張ってきた大きな理由なんだ』って思った。誰かの助けになるかもしれないとか、1人じゃないんだって伝えられるような曲を作ることが出来たの」(BANG Media International/デイリースポーツ)

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