マーティン・スコセッシ、ディカプリオとの出会いのきっかけはデ・ニーロ!
マーティン・スコセッシ監督はレオナルド・ディカプリオをロバート・デ・ニーロから紹介されたのだそうだ。『ウルフ・オブ・ウォールストリート』をはじめ5作品を共に手掛けたおなじみのコラボレーターとして知られるスコセッシとディカプリオだが、もとはと言えばデ・ニーロが1993年作『ボーイズ・ライフ』で共演したディカプリオをスコセッシに紹介したことがきっかけでその関係が始まったのだという。
先日行われたトライベッカ映画祭の場でスコセッシはこう明かしている。「(デ・ニーロから)『レオ・ディカプリオって子がいるんだ。彼はすごくいいよ。一緒に仕事してみたほうが良い』って言われたんだ」
そして2002年作『ギャング・オブ・ニューヨーク』で起用したのを皮切りに、『アビエイター』(2004)、『ディパーテッド』(2006)、『シャッター アイランド』(2010)と続き、2015年の短編映画『オーディション』ではデ・ニーロも参加している。
スコセッシはディカプリオを紹介されたことについて、「あれは幸運だった。だって彼は僕らが作っているような映画が好きで、そういう映画が作りたいと思っていたんだ」「言ってみれば、彼はキャラクターの本質やその状況についてより興味を持っていて、それを掘り下げるためには何も恐れていなかったんだ」と続けた。
一方でこれまで9作を共に輩出したスコセッシとデ・ニーロは、ネットフリックス作『アイリッシュマン』で10作目のタッグを組んでいる。今回はブファリーノ・ファミリーの殺し屋フランク・シーランの伝記作となっている。
(BANG Media International)