梶芽衣子、スコセッシからのオファーを断っていた「英語の芝居なんかできない」

 女優の梶芽衣子(70)が10日放送のTBS系「サワコの朝」に出演し、「タクシー・ドライバー」「グッドフェローズ」などで知られる世界的な映画監督のマーティン・スコセッシからのオファーを断っていたことを打ち明けた。

 梶は「去年まで、例えばスコセッシの映画に出てくれとか来てますよ、だから。オファーはすごいですよ」と、スコセッシはじめ海外からのオファーが殺到していることを明かし、「断ってる」と言い切った。

 その理由を「だってアタシ、英語の芝居なんかできないもん。アタシは日本語で、日本人としてやるものしかやりたくないから。芝居って感性だから、アタシは日本語の言語が大好きなのよ。日本語だったら、例えば美しいの表現だってどんだけある?これが好きなわけですよ。役をもらった時に、色んな言語の表現ができるじゃない。日本人だから。だけど英語ではないわよっていうがあんのよ。ヨーロッパでも何も。それが嫌なのよ」と説明。

 「自分が生まれ育った言語で、芝居するなり歌うのは、これを全うしたいと思っている」と、心意気を語っていた。

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