ケヴィン・ハート、同性愛嫌悪の反省は態度で示したかった

 ケヴィン・ハートは同性愛嫌悪のツイート騒動後、態度で謝罪をしたいと考えていたようだ。過去の同性愛嫌悪のツイートが明るみになったことでアカデミー賞の司会を辞退するに至ったケヴィンだが、騒動が起きてすぐに謝罪コメントを出さなかったことに対して一部のLGBTコミュニティからは非難の声も上がっていた。

 その発言後2度に渡って謝罪しているケヴィンだが、今回の騒ぎの当初謝罪の言葉を発しなかったのは、二度と同じ過ちを繰り返さないことが謝罪の最良の方法だと考えたからだと説明している。

 USAトゥデイ紙とのインタビューで、騒動の対処に後悔があるかと尋ねられた際、ケヴィンはこう答えている。「当初の自分の対応は、ネガティブに捉えていたからとか、怒っていたからとか、被害者ぶっていたからとかそういうことでは一切なかった。むしろ『みんな、このことは申し訳なかった。何年も前に二度としないって言ったよね』って気分だったんだ。自分にとっては二度としないという事実が謝罪だったんだ」「だからそれで満足してもらえないことが理解できなかった。そういうことをここ10年間、スタンダップでもジョークでも言っていないということを何故分かってもらえないのかとね。僕は謝る一番の方法は自分が変わることだと思った。けど一部の人はそれでもただ同じ言葉を繰り返してほしかったみたいだ。それが思い違いや意見の食い違いの原因だったんだろうね」

 そして実際にLGBTの人たちとも改善策について話したこともあるとして、「LGBTコミュニティの一部である親しい友人たちと話をして、何が大事かということに耳を傾けた。そうしたら向こうの意見とは『ケヴィン、当時のような気持ちにならないで欲しいだけだよ。それを口にして欲しいんだ』と言われた」「僕にとっては自分が変わったことを見せることが最良の方法だと思ったけど、もし言葉のほうが良いんであれば、それも理解できる。でも最初はただ同じ言葉を繰り返す意味がよく分からなかったんだ」と続けた。

 しかしケヴィンはこの騒ぎを経て、LGBTコミュニティに対する嫌悪感が自分には一切ないことを分かってもらえればと願っているそうだ。(BANG Media International)

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