レディー・ガガ、ゾンビボーイの自殺にショック

 レディー・ガガが親しい友人であったソンビボーイの自殺に大ショックを受けているようだ。ガガの『ボーン・ディス・ウェイ』のミュージックビデオ出演をきっかけに親しくなっていたソンビボーイの名で知られるモデルのリック・ジェネストが1日、カナダのル・プラトー=モン=ロワイヤルにある自宅で遺体となって発見され、32歳の生涯を閉じたというニュースを受け、ガガはツイッターに一緒に写った写真の数々を投稿し、その悲しみの胸中を明かしている。

 「友人のゾンビボーイことリック・ジェネストの自殺はこれ以上ないほど悲しい。私たちは文化を変え、心の病を第一に考え、それについて話すことが不名誉だとする考えをなくすためにもっと努力する必要がある」とガガは綴り、「もし悩んでいる人がいたら、友達や家族に今日電話して。私たちがお互いに助け合わなきゃ」「科学的には習慣を形成するには21日かかるとされてる。心の病に苦しんでいる人には、今日をその1日目にして欲しい。それか今まで取り組んできたことを続けて。辛ければ助けを求めて。そして苦しんでいる人を知っているなら、助けの手を差し伸べて」と訴えた。

 全身に入れたタトゥーで知られたリックは以前、そのきっかけが15歳の時に脳腫瘍が見つかり、死ぬかもしれないという経験を味わったことにあったと明かしていた。「腫瘍の摘出手術自体は何も問題なく成功したんだけど、それ以来人生は短いから自分のタトゥーや体を改良する夢を実現させなきゃと思うようになった」

 そしてその手術からわずか数か月後の16歳で初めてのタトゥーを入れ、その3年後には全身を覆うほどのタトゥーの数になっていたそうだ。

 ガガのスタイリストでティエリー・ミュグレーのクリエイティブ・ディレクターでもあるニコラ・フォルミケッティに2010年に見初められたことをきっかけにモデルとしてブレイクを果たしたリックは、『ボーン・ディス・ウェイ』のほか数々のファッションキャンペーンに登場、映画やテレビにも出演していた。(BANG Media International)

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