ワインスタイン・カンパニー、メリル・ストリープとジェニファー・ローレンスに1000万円以上の負債

 メリル・ストリープとジェニファー・ローレンスに対して、ワインスタイン・カンパニーはそれぞれ10万ドル(約1080万円)以上の未払い金があるようだ。セクハラ問題渦中の映画界の大御所ハーヴェイ・ワインスタインとその弟ボブが設立した同製作会社は、先月破産法の適用を申請しており、裁判所文書には債権者への負債額が明記されていた。

 ザ・ブラストが入手した書類によると、未払い金はメリルが14万2965ドル(約1500万円)で、ジェニファーが10万623ドル(約1000万円)とされている。

 集団訴訟の中でワインスタインによって保身のために名前を挙げられていた2人の他にも、ジョン・レジェンド、ジュリアン・ムーア、ピアース・ブロスナン、ジェリー・サインフェルド、マイケル・ベイ、ピーター・ジャクソン、スティーヴン・キング、バラク・オバマ元大統領の娘マリアなどが債権者に名を連ねている。

 同社が抱える負債額は、5億ドル(約540億円)から10億ドル(約1080億円)にのぼると推定されており、フロリダ州の弁護士事務所への1700万ドル(約18億3600万円)、中国の製作会社への1400万ドル(約15億1000万円)、ニューヨークのマーケティング会社への1300万ドル(約14億円)などが含まれているという。 (BANG Media International)

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