ジェニファー・ローレンスらハリウッドスター、ワインスタイン・カンパニーの清算に異議

 ハリウッドスターたちが、ワインスタイン・カンパニーからの未払金があることを理由に、同社の倒産による売却に反対した。ジェニファー・ローレンス、ブラッド・ピット、メリル・ストリープ、ジョージ・クルーニー、レオナルド・ディカプリオ、ビル・マーレイ、ジェイク・ギレンホール、ジュリア・ロバーツ、レイチェル・マクアダムス、クエンティン・タランティーノなどの面々が、創設者のハーヴェイ・ワインスタインのセクハラ騒動を受け、清算へ動いている同社の裁判所監督下のオークションを目前に、未払金に関して懸念する法律文書を提出した。

 2000ページ以上にも渡る負債リストで、時に「ストリート」と書き間違えられていることもあったというメリルは、ワインスタイン・カンパニー側はメリルへの負債金を16万8611ドル(約1800万円)と記載している一方で、自身が出演した『8月の家族たち』と『ギヴァー 記憶を注ぐ者』の未払い金額を正確に把握できないと指摘しており、書類には「ストリープ氏に適正な監査をする機会が与えられるまで、ストリープ氏が総額について確認や同意するために必要な情報を公表せずに債務者が一方的に解決金額を決めることは許されるべきではない」と綴られている。

 長い間、同社と協力してきたタランティーノは、『デス・プルーフ in グラインドハウス』『イングロリアス・バスターズ』『ジャンゴ 繋がれざる者』『ヘイトフル・エイト』などの監督作に関して、460万ドル(約5億円)の未払金があるそうで、裁判所に対して、同社が契約義務に従って未払金を保証するまで、売却を遅らせるように求めた。

 また同社はジェニファーに対しての負債額を、『世界にひとつのプレイブック』の出演料10万2623ドル(約1100万円)としているが、ジェニファーは2017年末以降の同社の経済報告を受け取っていないため、総額が正しいものなのか不確かだとしている。

 さらに『8月の家族たち』でプロデューサーを担当したジョージの場合、25万ドル(約2700万円)の未払金があると同社は主張しているが、ジョージは最終段階での参加が考慮されていなと訴えている。(BANG Media International)

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