「SW/最後のジェダイ」世界興行収入10億ドル突破

 シリーズ最新作『スター・ウォーズ/最後のジェダイ』が世界興行収入10億ドル(約1120億円)を突破した。

 往年のファンの間では評価が分かれた同作だが、世界的には大ヒットを記録し、「2017年の世界興行収入トップの『美女と野獣』の12億6000万ドル(約1400億円)を凌ぐ勢い」とハリウッドリポーターは報じている。

 また、1967年公開の第1作から全作に渡ってルーク・スカイウォーカーを演じてきたマーク・ ハミルは、今回のルークに関して、自身の批判を公にしてしまったことを後悔していると明かした。撮影中マークは同作でのルークのラストシーンがジェダイの精神に反するとして監督のライアン・ジョンソンにこう話していたという。

 「ライアンにこう言ったんだ。ジェダイは絶対に諦めないって。ルークならたとえ何年かかっても問題解決に取り組み、間違いを犯したときはきちんと自分を正すんだ。そういうわけで僕とライアンの間には根本的な意見の相違があったんだ。彼は衝撃のラストを演出するための確実な方法を提案してきたよ。僕にとってはそれが1番の問題だった。ルークはあんなこと言わない。残念でならないよ」

 しかしそんなマークも最近になって、ジョンソンとの間には「根本的な意見の違い」があったとしているものの、そういった衝突は普段表に出ないだけで映画製作の現場では良くある事だとし、ツイッターを通してこのように語った。

 「映画に対する疑念や不安感を公共の場で語ってしまったことを後悔しているよ。意見の相違はどんなプロジェクトにおいても付きもので本来は私的なこととして留めておくべきなんだ。僕の1番の望みは良い映画を作ることだ。ジョンソン監督が最高の作品を作ってくれたおかげで僕はそれ以上のものを受け取ることができたよ!」(BANG Media International)

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