ジミー・ペイジが、来年レッド・ツェッペリンの未発表曲がリリースされることを明かした。

　来年、同バンド結成５０周年を迎えるのを機に、ジミーはファンにたくさんのサプライズを用意しているようで、同曲もその一環だという。

　アカデミー・オブ・アチーブメントに投稿されたビデオの中でジミーは「レッド・ツェッペリンの曲を出すよ。皆が聴いたことのないやつだ。今それに取り組んでいるから。来年で５０年になるし、たくさんのサプライズがあるよ」と話している。

　昨年には同バンドは１９９７年発表の『ＢＢＣライブ』をリマスターし、未発表音源８曲（うち３曲は１９６９年の失われたセッションから）を含めた『コンプリートＢＢＣライブ』をリリースしていた。特に同アルバムの３枚目にはカバー曲『アイキャント・クイット・ユー・ベイビー』や『ユー・シュック・ミー』、『サンシャイン・ウーマン』といったレアな曲が収録されていた。

　オリジナルの『ＢＢＣライブ』について、ジミーは以前こう話していた。

　「『ＢＢＣライブ』はこのグループがどれだけ有機的だったかを示しているよ」「レッド・ツェッペリンは演奏する毎に周りを変える力を持ったバンドだったよ。どんどんタイトになっていって、テレパシーを使っているかのようだった」

　一方のフロントマン、ロバート・プラントはそのライブセッションについて「全体的にかなり変な感じだったな。礼儀正しい観客に、テクニシャンたちはへまをしたり、神聖で控えめな前奏で始まって」「起こるべき畏敬の瞬間という感じだった」と明かしていた。（ＢＡＮＧ　Ｍｅｄｉａ　Ｉｎｔｅｒｎａｔｉｏｎａｌ）