パティ・ジェンキンス、ジェームズ・キャメロンからの酷評に反撃

 パティ・ジェンキンスが自身の監督最新作『ワンダーウーマン』をジェームズ・キャメロン監督が酷評したことに対し反論している。日本でも今月25日(金)に公開されたばかりの同作は世界ではすでに公開されており、女性監督によって作られた実写版映画においてもっとも高い興行成績を叩き出しているが、キャメロンは最近のインタビューで同作は女性キャラクターを「後退させる」ものだとし、ガル・ガドットが演じたワンダーウーマンのことを「モノ化されたアイコン」だと批判していた。

 それに対し、同作の続編でも監督を務める契約を結んでいるジェンキンスは、キャメロンは女性ではないため女性のことを理解できないとツイッターで反撃した。「ジェームズ・キャメロン監督が『ワンダーウーマン』及び世界中の女性とは何かということについて理解できないのは、私たちにとっては驚くことではないわ。キャメロン監督は素晴らしい映画監督だけど、女性じゃないでしょ。強い女性たちは偉大なのよ。でもキャメロン監督が私の作った映画『モンスター』や強くも傷を負った女性を描いたことを賞賛してくれたことには感謝するけど」

 さらにキャメロンは自身が手掛けた1984年公開の『ターミネーター』に登場するサラ・コナーについても理想的な女性ヒロインだとコメントしていたが、それに対してもジェンキンスは、女性は強い主人公になるためにタフでいなければならないということはないとして異論を唱えている。

(BANG Media International)

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