TOTOが2018年に40周年となる記念ツアーをすることを発表した。1982年ヒットの『アフリカ』でも知られる同バンドは来年2月、ヨーロッパを皮切りに「ザ・フォーティー・トリップス・アラウンド・ザ・サン・ツアー」を開始する。

　このツアーはバンドにとって節目を記念した久々の大規模なツアーとなるようだ。

更にスティーヴ・ルカサー、デヴィッド・ペイチ、スティーヴ・ポーカロ、ジョセフ・ウィリアムズからなるTOTOは、新しいベストアルバムをレガシー・レコーディングからリリース予定であり、エリオット・シャイナー、ギャヴィン・ラーセンらによって新しくリマスターされた名曲群に加え未発表曲も含まれるという。

　ギタリストのルカサーは「僕、デヴィッド、スティーヴ、ジョセフはこれだけ長い間バンドが支持され続けていることを、謙虚にそして感動と共に受けとめているよ」「40周年ツアーは僕らにとっても来てくれるファンにとっても特別なことになると思う。加えてソニー・ミュージックと共にまた働けることは本当に光栄だよ。彼らと新曲、クラシック曲のリマスターを今年はずっとやっていたんだ」と語っている。

　同バンドのメンバーの演奏は、ソロ、フィーチャリング、ゲスト出演などを含めると計5000枚ものアルバムで聴くことができる。これに際して、グラミー賞主催のナショナル・アカデミー・オブ・レコーディング・アーツ・アンド・サイエンス （NARAS） は200回もの同賞へのノミネートと共に賛辞を送っている。（ＢＡＮＧ　Ｍｅｄｉａ　Ｉｎｔｅｒｎａｔｉｏｎａｌ）