メグ・ライアン、映画監督デビューへ

 メグ・ライアンが『イサカ』で監督デビューを果たすようだ。ウィリアム・サローヤン著作の1943年に発表された『ザ・ヒューマン・コメディ』を原作とした同作で監督を務めることをメグはとても楽しみにしているという。「『イサカ』はありのままで詩的な、一見難しそうに見えて、実はシンプルなストーリーなの。びっくりするほど感傷的でないところもありながらも、小さな奇跡があり、シニカルなところは全くないわ。この鮮やかで思いやりに満ちたストーリーを映画化することに、この上なく感激しているわ」

 そんなメグは同作で、サム・シェパード、メラニー・グリフィス、そしてメグがデニス・クエイドとの間に持つ21歳の息子ジャック・クエイドと共に出演も果たすことになっている。また、メグが1993年の『めぐり逢えたら』や1998年の『ユー・ガット・メール』で共演した友人のトム・ハンクスが、自身の製作会社プレイトーンのパートナーであるゲイリー・ゴーツマンと共に製作総指揮を務める。

 原作の『ザ・ヒューマン・コメディ』では、第二次世界大戦中のアメリカでテレグラムを届ける少年が、多くの人に様々なメッセージを送り、それらがどんな影響を与えるかを目にする姿が描かれている。

(BANG Media International)

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