リリー・アレンがカムバックとなるＰＶにセクシーなダンサーを起用したようだ。ロビン・シックやマイリー・サイラス、リアーナなどに代表される最近の過激なダンスの波に乗ろうと、リリーは自身の新曲『ハード・アウト・ヒア』のビデオのためにビキニ姿の女性ダンサーたちを雇ったという。とはいうものの、このビデオはマイリーの『ウィ・キャント・ストップ』でのトワークダンスや、トップレスのモデルたちが登場するロビンの『ブラード・ラインズ～今夜はヘイ・ヘイ・ヘイ♪』、そしてリアーナのセクシーなビデオの数々のパロディになると見られている。ある関係者はザ・サン紙に「リリーは華々しくカムバックを果たしますよ。彼女のプランはこれまでベールに包まれていましたが、多くの人が予想していたよりも早くシングルをリリースすることになるでしょう」と話している。

　そんな期待の『ハード・アウト・ヒア』はノリの良いポップ・シングルで、その制作チームは大ヒットになると予想しているため、ビデオも印象的なものにしたいようだ。「リリーはビキニ姿の女性たちを６人雇って、シャンパンをかけあいながらトワークダンスをしてもらっています。リアーナやマイリー・サイラスらポップスターたちのミュージックビデオに見られるような１シーンです」「リリー自身はちゃんと服を着ていて、ほとんど何も身に着けていない女の子たちが周りで踊るんです。話題性のあるビデオになりますし、リリーが健在であることを大きく伝えることになるでしょうね」

　最後のアルバムとなっている２００９年の『イッツ・ノット・ミー、イッツ・ユー』以来、２８歳のリリーはサム・クーパーとの結婚をはじめ、生後２３ヵ月のエセルちゃんと９ヵ月のマーニーちゃんの誕生など数々の変化を経験してきたものの、リリーは新作アルバムは「ママっぽい」アルバムではないと話している。「これは真面目な『私は母親よ』って感じのレコードじゃないの。みんなを力づけるような作品ね。フェミニスト的な雰囲気も漂ってるし。ちょっと口が悪かった昔の私と同じよ」

（ＢＡＮＧ　Ｍｅｄｉａ　Ｉｎｔｅｒｎａｔｉｏｎａｌ）