クリストファー 007最新作監督オファー

 クリストファー・ノーランが第24作目となる「007」シリーズ最新作の監督の座をオファーされているようだ。前作『007 スカイフォール』を手掛けたサム・メンデスが最新作での続投のオファーを蹴った経緯があるが、クリストファーは今回、同シリーズのプロデューサーを担当するバーバラ・ブロッコリやマイケル・G・ウィルソンらと初期段階の交渉を始めた模様だ。

 ただ、現在クリストファーはアン・ハサウェイやジェシカ・チャステインらが出演する新作『インターステラー』の製作準備中であることから、続けて更なる超大作を手掛けることを躊躇する可能性があるものの、複数の関係筋によれば、プロデューサー陣はクリストファーが第24作目を断ったとしても、将来的にクリストファーを監督の座に引っ張ってくることが可能だと目論んでいるという。ある関係者はデイリー・メール紙に「もし今回は話し合いがうまく行かなくても、ブロッコリやウィルソンにとってはノーランとの話し合いで失うものは何もありませんよ」と話す。

 前作でメガホンを取ったサムは以前、ダニエル・クレイグが4回目のジェームズ・ボンドを演じることが決まっている同作には、1年から1年半に渡るプリプロダクションに続いて6ヶ月は撮影期間として必要になるだろうと明かしていた。サムは第24作目の監督として契約を結ぶ「寸前」と見られていたものの、イギリスで『チャーリーとチョコレート工場』や『リア王』の演劇製作が控えていることや、2015年3月をもって英国国立劇場の芸術監督からニコラス・ハイトナーが退任することから、その後任に噂されていることなどにより最終的にはオファーを断っている。

(BANG Media International)

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