グレート義太夫さん急死 師匠たけし悲痛…「また会おうな」 落語家、ミュージシャンなど多才に活躍 死去当日もブログ更新
たけし軍団のメンバーとして知られるお笑い芸人のグレート義太夫(ぐれーと・ぎだゆう、本名鈴木正之=すずき・まさゆき)さんが7日、死去した。67歳。東京都出身。8日、所属事務所が公式サイトで明らかにした。葬儀は近親者のみで行う。芸人として活動する一方、自身の糖尿病を公表し、啓発活動にも取り組んできた。突然の旅立ちに、ビートたけしをはじめ軍団メンバーに深い悲しみが広がった。
温和な人柄で誰からも愛され、個性豊かな軍団を支えた義太夫さんが逝った。
7日午後、都内の自宅で倒れているのが見つかり、搬送先の病院で死亡が確認された。この日朝に公式ブログを更新。「予報通りの雨。都庁も見えません。新島が心配です」などと投稿しており、10月4日には「夏目亭透析」名義で、都内で行われる寄席に出演予定だった。
義太夫さんの所属事務所社長・つまみ枝豆の妻で、タレントの江口ともみはTBS系「ゴゴスマ~GOGO!Smile!~」に出演。第一発見者は「元たけしさんの弟子」と明かし「1時間ぐらい前に『片付けを手伝って』と連絡がきて、彼が1時間後に来たら、階段に座っていて、声をかけても動かず、脈を触ってみたら動いていないようだったのでマンションの方にご協力もいただいて救急車を呼んだ」と話した。
義太夫さんはたけし軍団の一員として「オレたちひょうきん族」「スーパーJOCKEY」などに出演。ドラマーとして活躍するなど、ミュージシャンとしての一面もあった。俳優としても、たけしが監督を務めた映画「菊次郎の夏」(99年)などに出演した。
95年に糖尿病の診断を受け、24年8月には心筋梗塞で倒れて手術を受けた。糖尿病は広く公表し、09年には著書「糖尿病だよ、おっ母さん!」を出版。公式ブログなどで闘病生活を赤裸々に明かし、7月には「鎖骨下整脈拡張」の手術を受けたことを報告していた。
軍団メンバーは悲しみに暮れた。たけしは8日に公式サイトを更新し「みんな歳とったな。いずれみんなも追いかけるから。また会おうな」と投稿。元宮崎県知事でタレントの東国原英夫はXを更新。仲間の訃報に「ショックである。心からご冥福をお祈りいたします」とつぶやいた。
玉袋筋太郎もXで「『大丈夫だよ』と自信をもらって舞台を迎える。兄さんの一言があったからこそ漫才ができた。ありがとうございました」と感謝。なべやかんもXで「そろそろまたラジオゲストに来てもらうとして収録スケジュールを見ていたところだったのに。もう本当にお別れなのですか?」と沈痛な想いをつづった。
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松村邦洋「自分の事を『夏目透析』といいながら、病院に通ってました。舞台を大事にされてる姿勢をたけしさんにほめられたのが人生で一番嬉しかったみたいで、よく話してもらいました。ありがとうございました」
◆グレート義太夫(ぐれーと・ぎだゆう)1958年12月26日生まれ。東京都出身。83年にビートたけしに弟子入り。たけし軍団の一員としてテレビのバラエティー番組などで活躍。芸名は、レスラーのザ・グレート・カブキをもじったもので「たけし軍団の弁慶」と呼ばれた。ミュージシャン、ギター漫談、落語でも活躍し、俳優としても映画「菊次郎の夏」にも出演した。自身の糖尿病を公表し「夏目亭透析」を名乗り、啓発活動に取り組んだ。
