水谷八重子さんと演歌歌手キャラ・水谷千重子として共演経験を持つ友近「あの時のお言葉で救われました」
劇団新派を代表する俳優で、映画、テレビでも活躍した水谷八重子(みずたに・やえこ、本名松野好重=まつの・よしえ)さんが8月28日午後0時18分、肺炎のため都内で死去した。87歳。東京都出身。葬儀は近親者で行う。後日、お別れの会を開く予定。父は歌舞伎俳優の十四代目守田勘弥さん、母は初代水谷八重子さん。ジャズ歌手としても活躍し、NHK紅白歌合戦に出場するなど、多才な芸で魅了した。
演歌歌手という設定のキャラ・水谷千重子として共演経験のある友近(53)が、八重子さんをしのんだ。
約10年前に司会していた歌番組で初共演。実は命名のきっかけは八重子さんとは無関係で「オマージュしたわけでもなく、真似したわけでもなく、演歌歌手のキャラクターの名前を考える中で演歌の方って自然が名前に入ってる方が多いな。下の名前はやはり昭和の名前がいいかな」と考えた結果だったという。
八重子さんにも直接説明し「心の中で似たような名前をつけてしまい水谷八重子さんにご迷惑かけてしまってるはず怒ってらっしゃらないかなと心配でした」と当時を回想。「ややこしい名前をつけてしまい申し訳ございませんでした」と謝罪したところ、「笑い飛ばしてくださり、『今度私が友近って名乗ろうかしら!!』ってお茶目に返してくださいました。『応援してますよ』と言ってくださりました。あの時のお言葉で救われました。感謝です」と振り返った。
お墨付きをもらい、全国ツアーを行うほどの人気キャラに成長。「本当にありがとうございました。心よりお悔やみ申し上げます」と追悼した。
