野島樺乃 歌い継ぐ昭和歌謡「言葉にすごくロマンがある」世代問わず魅力伝える 9月にスペシャルライブ、11月から初全国ツアー
元SKE48で歌手の野島樺乃(24)が、昭和歌謡をテーマにしたカバーミニアルバム「ICON」を発売し、ソロデビュー後初のディスク(CD)でのリリースを果たした。11月には初の4都市を巡る全国ツアー開催も決まった。
ソロデビュー2年目で大きな活動につなげた。初のカバーミニアルバムをCDでのリリース。「ジャケ写に自分と、あとは声も全部自分だけで届けられるのはすごくうれしいです。アーティストである以上、CDは出したいという夢がありました。CDをリリースできるというのは感動とびっくりと感謝の気持ちが強いです」。手応えとともに思いを明かした。
カバーアルバムには「私はピアノ」(高田みづえ)、「真夜中のドア~Stay With Me」(松原みき)、「駅」(竹内まりや)、「年下の男の子」(キャンディーズ)を収録。特にリード曲の「私はピアノ」はストリートライブで歌う様子などがSNSでも大きな話題となった。
「本当に反響をいただいて、インスタ、TikTokも100万回以上再生されたり、それがきっかけでフォロワーも何万人と増えました。大きな反響をいただいたきっかけの楽曲になったのでリード曲で届けたいと思いました」
野島は昨年4月のデビューシングル「One」以降、「サマーバイブス」、「ADORABLE」と3作を配信リリースしてきた。ソロデビュー後から各地のストリートライブで積極的にパフォーマンスを披露していくにあたり、80年代の名曲を中心とした楽曲のカバーにも取り組んできた。
昨年秋のワンマンライブでは、昭和歌謡メインのカバーライブも開催するなど昭和歌謡の魅力を歌い継いでいる。「(昭和歌謡は)その曲が持っている奥深さ、奥ゆかしさ、情緒、が好きです。情景もそうですけど、言葉にすごくロマンがあると思います」と語り、「今の楽曲よりも、昭和歌謡は人のぬくもりを感じられる楽曲が多いと感じます。日本語の正しい使い方や、1曲で短編小説のような感じになっているところが私が好きなポイントです」とアピールした。
遠方から野島の歌声を聴きに足を運ぶファンも増える状況も実感している中で、カバーミニアルバムのタイトルは「ICON」とした。
「自分も平成生まれでZ世代に入ります。込める思いとしては、同年代やこれからの子どもたちにも昭和歌謡に興味を持ってもらえたらいいなというのもあります。野島樺乃という名前を見て、歌謡曲歌ってる子だよねとか、『私はピアノ』を歌っている子だよね、と思ってもらえるように、その曲の1個の象徴のような感じになりたいという意味を込めました」
11月に4都市7公演の初の全国ツアー「KANO NOJIMA PROLOGUE TOUR」も決定。11月8日に東京、同14日に大阪、同15日に愛知、同20日に福岡で過去最大規模を巡る。ツアー前の9月25日には、東京・渋谷セルリアンタワーのダイニングバーで食事とともにライブを楽しめる「KANO NOJIMA Special Live “ICONIGHT”」の開催も決定した。
「小さい子から大人まで来てほしいです。同年代の子にも来たいと思ってもらえたらうれしいです。現代の子たちにもきっと響くものがあると思っているので。あと3、40代の方々、お仕事を一生懸命されて社会に出て頑張っている方々、皆さん足を運んでいただいて、私がそこの感情に寄り添えるような歌を届けられたらと思っています」
昭和歌謡の世界観で世代を問わず心をつかみにいく。
◆野島樺乃(のじま・かの)2001年9月6日生まれ。愛知・瀬戸市出身。15年3月にSKE48第7期生オーディション合格。19年に「第1回AKB48グループ歌唱力No.1決定戦」で優勝。21年6月にグループを卒業。同年に「et-アンド-」のリーダーとして活動開始し、25年3月に解散。身長164センチ。血液型O。
