ビッグカツ 推し活ブームで人気爆発!イベントで良席ゲットの縁起アイテム「引きに勝つ」=「いい席引ける」験かつぎ駄菓子

 近年の“推し活”ブームの中で爆発的な人気を誇る商品がある。食品メーカーの「株式会社すぐる」(広島県呉市)が手がける駄菓子「ビッグカツ」は、名前が「勝つ」を連想させることもあり、ライブやイベントのチケット発券時の験かつぎとして注目を集めている。同社の大塩和孝社長(36)がこのほど、取材に応じ、大ブームの裏側を語った。

 近年、ライブなどのイベント参加者でブームなのが、ビッグカツを持ってチケットを発券することだ。「ビッグカツで良席が引ける!」-。名前の「勝つ」から連想し、「引きに勝つ」イコール「いい席が引ける」として、縁起がいいと一躍注目を集めている。

 ビッグカツは誰もが知る人気商品ではあるが、ブームの影響は大きかったという。年始から売り上げが上昇し、春先にはビッグカツの生産数と販売金額が昨年の1・4倍に激増。現在は1・2倍に落ち着いているが、その人気は絶大だ。

 これには大塩社長も「年明けから突然上がりましたので、素直にびっくりした。ロングセラーの定番商品でそういう動きはほとんど見ないので、何があったんだろうと驚きました」という。“推し活”での需要は実感しているといい、「卸様や小売店のバイヤー様から『そういうお声がある』とお引き合いをいただいております」と明かす。

 ビッグカツは、魚肉すり身をベースとしたシートと、ソースを混ぜ込んだ衣で独自の製法で作るカツフライ。大塩社長は、商品の魅力について「魚をすり身から仕入れて一貫して製造しておりますので、品質や安定性はすごく強み。味付けもかなり柔軟性を持っていろんなバリエーションを出させていただいています」と紹介する。

 王道の「スペシャルソース味」の他に「ハムカツ風味」「みそカツ」「カレーカツ」があり、「スペシャルソース味」の売り上げが最も「顕著に伸びている」という。

 実際に験かつぎの“効果”は期待できるのか。大塩社長は「効果があるのかはちょっと分かりかねるんですけど、少なくともご希望に沿ったような結果になればいいなと思っております」と話した。手軽な運試しとして、ビッグカツの需要はまだまだ続きそうだ。

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