22歳・鈴木福の現在地「小さい時の大変さはもう過去のこと」広がり続ける役の幅
俳優の鈴木福が17日に22歳を迎え、演技の幅を広げ続けている。6歳で出演したフジテレビ系ドラマ「マルモのおきて」でブレークしたが、今年4月期のテレ東系ドラマ「惡の華」ではイメージを覆す成長した姿で驚かせた。NHKドラマ「コンビニ兄弟 テンダネス門司港こがね村店」(火曜、後10・00)ではアルバイトの大学生役で主演の中島健人(32)を支えつつ、存在感を発揮している鈴木に、俳優としての現在地とこれからを聞いた。
22歳を迎え、鈴木の役柄も変化している。今回はコンビニ店員役で「コンビニのアルバイトをやったことがないので楽しんでいます。以前より店員さんの動きを見るようになりました」。自然と役に入り込んでいる。
子役のイメージから殻を破り続けてきた。あのとW主演の「惡の華」ではコメディー、ラブストーリー、シリアスの要素に加えて変態的な場面での怪演も話題を呼び、今年公開された主演映画「ヒグマ」ではモンスターパニックアドベンチャーに挑んでいる。
「『ヒグマ』も『惡の華』も僕がやっているからこそいいね、と言っていただけることが増えてきているのはうれしい。撮影は大変だったけど、楽しいと思えました」
1歳でデビューし、6歳の時に「マルモのおきて」でブレーク。「小さい時はただ、その場が楽しいという感じだった。小さい時の大変さはもう過去のことで、大変だったなぐらいの遠い記憶」と笑顔で振り返った。
自らを成長させてくれた共演者の存在には感謝する。「ずっと憧れの人は亀梨和也さん」と明かし、2011年にドラマ「妖怪人間ベム」で共演以来、親交がある。「亀梨さんの現場での姿勢、主演としての立ち振る舞いを見てきた。今もあの時の亀梨さんのようにできたらいいなと思う」
「マルモのおきて」で共演した阿部サダヲのすごさも大人になってより実感。「お酒を一緒に飲めるようになってからプライベートでもお話を聞かせてもらってありがたい」。子役時代からの縁が生き続けている。
今作では中島との出会いがあった。「健人くんは本当に一流の存在。『空き時間は自己投資した方がいい』とおっしゃっていた。空き時間も筋トレや英語の勉強をしていて、本当に感化されています」と、高いプロ意識に刺激を受けている。
思い描く将来の姿は「アクションやミュージカルをやってみたい。熱量を高く持って、それを伝染させられて、多くの人たちに感動してもらいたい」。鈴木福は大人になったばかり-まだまだ進化は続く。
◆鈴木福(すずき・ふく)2004年6月17日生まれ、東京都出身。1歳時にNHK「いないいないばあっ!」で芸能界デビュー。07年、日本テレビ系「君がくれた夏~がんばれば、幸せになれるよ~」でドラマデビュー。11年、フジテレビ系ドラマ「マルモのおきて」に出演。主題歌「マル・マル・モリ・モリ!」で第62回NHK紅白歌合戦出場。血液型B。
