「爆弾」「嘘が嘘で-」話題作に出演多数 存在感マシマシの中田青渚って? 強烈不倫キャラからゾンビ作品まで 幅広すぎる役作りの努力に無限の可能性
俳優・中田青渚(26)が、きょう20日公開の映画「ゾンビ1/2~Right Side of the Living Dead~」で、「念願」と話すゾンビ映画で個性的なヒロインを演じる。昨年は映画「爆弾」やフジテレビ系ドラマ「嘘が嘘で嘘は嘘だ」など多くの話題作に出演。今年も30日スタートの連続テレビ小説「風、薫る」で2度目の朝ドラ出演を果たすなど、勢いは増すばかり。幅広い役柄で作品ごとに強い印象を残す中田が、役作りへ臨む思いや将来の夢などを語った。
多くの話題作に出演する中田。映画「爆弾」では重い過去を抱える難役を熱演。一転、「嘘が嘘で-」では天真らんまんなリコピン役が話題に。不倫関係を相手の妻の前であっけらかんと説明したと思えば、その後は物語の鍵を握るという、独特の存在感が際立った。
「不倫を堂々と話しているので嫌われても仕方がない。でも、みんなに好かれるキャラクターになればいいなと」。リコピンへ込めた思いは、視聴者から好感を持って受け入れられ「ぶっ飛んだキャラクターを愛してくださる方が多くて、うれしいです」と笑った。
「風、薫る」で2度目の朝ドラ出演も決定。そのスタート前に公開される「ゾンビ1/2-」では「ゾンビ作品に出たい気持ちが内心あった」と念願のゾンビ映画へ初挑戦する。
人間との“半ゾンビ”である主人公を助ける会社の先輩・える子役を演じ、コメディー作品にもかかわらず「ずっと真面目に頑張っている。面白くしたい気持ちを封印して真面目に徹した」と中田。周りがボケまくる中で、ただ1人まっとうな姿が、逆に笑いを誘う。
王道ゾンビ映画のように悲鳴を上げるシーンもお気に入りだ。「ゾンビに追いかけられて逃げる…をやってみたかった。追い詰められて、念願でした」と目を輝かせた。
幅広い役柄に「普段の自分ではやらないことを自分の体がやっているのが不思議で楽しい」と充実感がにじむ。役作りは監督との会話や「衣装合わせでキャラクターの感じがつかめる」と最初のイメージを大切にする一方、非日常的な役は「似た作品などを見て深めていく」と細部へ努力を惜しまない。そうした姿勢が、見る者へ強い印象を刻む役を生むのだろう。
「年齢とともにやっていきたい。自分の成長を、役とともに(反映)できればいい。医療とか弁護士などの専門的な作品にも挑戦したい」と話す理想の未来へ、その可能性は無限の広がりを見せていく。
◆中田青渚(なかた・せいな)2000年1月6日生まれ。兵庫県神戸市出身。14年に芸能界デビューし、22年には第43回ヨコハマ映画祭最優秀新人賞を受賞。映画「秒速5センチメートル」、「爆弾」、ドラマ「中学聖日記」、「だが、情熱はある」、NHK連続テレビ小説「らんまん」など数々の話題作に出演して注目されている。
