小川直也の元相棒・村上和成がプロレス転向のウルフアロン大絶賛 ウルフの絞り切れてない体型「これぞストロングスタイル」

 1月4日の新日本プロレス東京ドーム大会で衝撃デビューを飾ったウルフアロン(30)について“平成のテロリスト”も大絶賛だ。かつて“暴走柔道王”小川直也(57)の相棒として新日本マットを荒らした村上和成(52)=がこのほど、プロレス記者を半ば強制的に集めた集会で、ウルフに言及。小川はウルフの絞り切れてない体型について苦言を呈していたが「僕はこれぞストロングスタイルだなと感じました」と支持し、パフォーマンスを含めて「最高でしたね」と称賛した。

 強面の口から賛辞が止まらなかった。1992年バルセロナ五輪柔道男子95キロ超級銀メダリストの小川の片棒として暴れ回っていた村上は、2人の柔道王について「プロレス観が違うと思う」と断言。「ウルフ選手の方がストロングスタイルで、小川さんの頭にあるのは今で言うWWEのようなアメリカンプロレスなんですよ。頭の中は皆さんが知っている『ハッスル、ハッスル』の感じ。2人は(柔道から)同じ道のりを歩んできたように見えて、全く別物」と自身の見解を明かした。

 その上で、最も相違が出たのが“体型”についてだという。ウルフはデビュー戦から柔道着を脱ぎ捨て、黒のショートタイツという裸一貫のスタイルになったが、181センチ、115キロで柔道時代よりも大きめの体型だった。それについて、小川は絞ってほしかったと一部報道で注文をつけていたが、村上は真っ向から反論。「どちらがプロレスの体ですか?って言ったら、僕はウルフ選手の方がプロレスラーの体だと思いました。ウルフ選手というキャラクターとして出るべくして出てきて、最高だと思いました」と全面的に支持した。

 「花道から出てきた瞬間から『あ、これぞストロングスタイルだな』と。今は結構みんなビルドアップするが、元々持っているものがあるから、最低限動ける体をつくってきただけで(今の体型が)最高だなと。変にシャープになっていたら別人になっちゃうんですよね。体つきはあのまんま、プロレス仕様に持ってきたところが、僕の中ではど真ん中だった」

 ウルフはデビュー戦では随所で柔道技も駆使しながら、アングル・スラム、パワー・スラムと豪快なプロレス技も発揮し、最後は説得力抜群の逆三角絞めで失神させた。「最高でしたね。すごく良かった。近年まれに見る(逸材で)、これはすごいなと。華もあるし」。ただ、黄金ルーキーについて「どうしても注目されるので、けがには気をつけて欲しい。プロレス界は(目玉選手に)比重を掛けちゃうので、周りが調整してあげないと。柔道で(肉体を)酷使してきているから、大きなけがもしてきているでしょうし、後遺症は年々出てくるので。大切にケアしてほしい」と、テロリストとは思えない、思いやりあふれる言葉でエールを送っていた。(デイリースポーツ・藤川資野)

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