ビートたけし 今のお笑いは不遇な時代「だってテレビでも何でも全部ダメじゃん」後輩達に「とにかく頑張ってな」熱いエール

取材に登場した(左から)ナイツ・塙宣之と土屋伸之、ビートたけし、優勝したスパイシーガーリック・片山智勝とジョン(撮影・堀内翔)
ボケて賞状を受けとるビートたけし(撮影・堀内翔)
スパイシーガーリック(左)に拍手を送るビートたけし、ビートきよし(撮影・堀内翔)
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 タレントのビートたけしが12日、東京・東洋館で行われたお笑いコンテスト「たけしが認めた若手芸人 ビートたけし杯『お笑い日本一』」に名誉顧問として出席。後輩芸人へ、今のお笑いは「不遇の時代」としながら熱くエールを送った。

 たけしは「昔俺らが漫才やってる時は北島三郎さんとかの前座で地方まわって結構良い金になった。帰って東京に行けば演芸場もあるし、たまにテレビ出てもうれしかったけど、テレビも地上波と(ネット)と別れてちょっと不遇な時代」と語った。

 「その時代に諦めることなく、漫才師としての誇りは『どこいってもウケてみせる、客を絶対腹抱えて笑わせる』って言うのが基本だから」と話し、「それを忘れたら芸人なんかやめたほうがいい」ときっぱり。「だからそれがいつか花咲くように頑張って。あんたたちは若手のトップクラスにいるんだから、自分たちでお笑いブームをまた作り直すような生き方をしないと、後輩もいなくなるし、とにかく頑張ってな。後の世代を考えた時にあんたたちの時代でお笑いはしぶとく生き残ってなきゃだめだよ」と金言を授けた。

 報道陣から、今のお笑いがなぜ不遇かを問われると「だってテレビでも何でも全部だめじゃん」と即答。「何でもクソもない、演芸場もたいしてないし、お笑い番組も一切ないから、ライブって言ったってお客はどうなんだろうな、ライブの良さが分かってないのかな」と考えながら話し、「もしかしすると芸人が努力不足かも分からないね」と分析した。

 大会はスパイシーガーリックが優勝。当時のツービートの笑いとの「違い」を聞かれると、「やっぱりそれは長嶋(茂雄)さんとか王(貞治)さんの時代と、大谷(翔平)を見たら全然違う、っていう。長嶋さんを見て、大谷とかイチローを見て全然ショックにならないとは言わないけど、野球だったらやっぱりその時代時代を象徴する選手がいた」と例え、「名が残ってる人たちはそれくらいの芸を持ってたし、どっちが良い悪いじゃなくてつまり時代の話」とした。

 そして「今日の2人見るとお笑いを取るセンスっていうのはよくわかってんなって思う」と称賛。その上で「エンターテインメントは進化していくもんだから、俺らツービートと比較したら当然あっちのほうがうまいと思いますよ」と語っていた。

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