真打だけの特別版「早朝寄席」が上演 貴重な高座返しに歓声 五明樓玉の輔「はやく高座返したくてたまらない」

弟子達と撮影に応じる古今亭菊之丞(前列中央)ら
打ち出しを行う古今亭菊之丞
2枚

 落語家の春風亭一之輔、五明樓玉の輔、入船亭扇辰、古今亭菊之丞が8日、東京・鈴本演芸場で行われた「復活記念!早朝寄席」に出演した。

 15日から8年ぶりに「早朝寄席」が復活することを記念した公演。早朝寄席は「二つ目落語家の勉強会」として親しまれてきた名物企画だが、この日は落語協会の理事である4人の真打が行う特別バージョンで、爆笑をさらった。

 ネタはもちろん「高座返し」や「めくり」といった本来は前座が行う仕事も、真打自ら行い、観客からはそのたび歓声が。玉の輔は登場から「高座返しするだけであれだけ拍手上がると、はやく高座返ししたくてたまらない」と笑わせた。

 終演後には菊之丞が「打ち出し」を実施。観客は思わず足を止めて撮影に必死となっていた。

 菊之丞は「8年ぶりの早朝寄席でございまして、私は23年ぶりに早朝しています」とおどけつつ「二つ目のころを思い出しますね」と述懐。

 扇辰は、登場から「このクソ寒いのにお並びいただきまして申し訳ございません」と苦笑いで謝罪し、「私の出ばやしは玉の輔師匠がたたいてる。だから下手でしょう」とイジると、すかさず玉の輔が飛び出して「うまかっただろ」と即座にツッコむという、おちゃめな掛け合いを見せた。

 一之輔は「復活する早朝寄席を目撃しようじゃないかと、志の高い方々」と観客をイジリながら「そんなお客さまでございますから、来週からの早朝寄席も必ず全員がお見えになると確信しております。目を背けないように!」とユニークに呼びかけていた。

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