伊集院光 不登校ぎみだった中学時代に落語と出会い「自分のプライドは保てた」都内で特別授業「こんな日が来るとは」
タレント・伊集院光(58)と、尾木ママこと教育評論家の尾木直樹氏(79)が27日、東京・足立区立第十三中学校を訪問し、特別授業を行った。
2人がアンバサダーを務める「東京都 こどもスマイルムーブメント」の一環。「好きな本」をテーマに同校の生徒たちとトークセッションを行った。
生徒代表から授業のお礼を言われた伊集院は「こちらこそです。こちらからお礼を言いたいぐらいです」と深々とお辞儀を返した。
伊集院は「あまりテレビで言ったことはないけども。僕は中学、高校に上手に通えなくて。休みがちで。最後は高校も辞めてしまいました」と不登校ぎみだった学生時代を述懐。
「こんなふうに学校の教室で、お礼を言われたりとか。そんな日はもう来ないって、あきらめていたんですけど。皆さんのおかげで何かをちょっと取り戻せた。みんなが紹介してくれた本を絶対に読みます。一冊、一冊きちんと読みたいと思います」と背筋を伸ばした。
授業後に、改めて中学時代のことを聞かれると、伊集院は「今日みたいに教室で褒められたりするのは初めてなんじゃないか。こんな日が来るとは…って思いました」と笑顔で述懐。
「(不登校時は)それが正しかったのかどうかは分からないんですけど、親が割りと『学校に行け』とは言いませんでしたね。昼まで寝たり、そういうのを親が許してくれたんですけど」と振り返った。
当時の伊集院は学校を欠席した日は、寄席や演芸場に出入りしていたと明かし「親は心配だっただろうけども。のちに落語家になったり、おしゃべりの商売になったりはしているので。何とか(将来に)つながってるとは思っています」と述懐。
さらに「1週間、学校に行かないと、8日目に学校に行くには理由が必要になってくるんですよね。それが長くなってくると1カ月っていう…。心配してくれた親戚が『お前、演芸場にも行くみたいだけど。知り合いに落語家さんがいるから紹介してやろうか』みたいな流れで」と振り返った。
「心の中では『そんなに好きなわけでもないけど…』って思いながら格好をつける形を用意してくれたんで。当時の僕にとっては(近所の)『それなりに勉強できたのに、学校も行かずにフラフラしてるらしいよ』っていうウワサに対して『いや、あの子はフラフラしてるわけじゃなくて古典芸能の修行してるらしいわよ』に変わることは、現状は何も変わってないんだけど。でも、自分のプライドは保てた。だから、あれは良い転機でしたね」と当時の心境を明かしていた。
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