「ハッハッハ!」大森南朋は50代の青春謳歌 反町隆史&津田健次郎と撮影外でもリアル「ラムネモンキー」?

 俳優・大森南朋(53)に“50代の青春”が到来している。現在放送中のフジテレビ系ドラマ「ラムネモンキー」(水曜、後10・00)では、反町隆史(52)、津田健次郎(54)とトリプル主演を務めている。人生に行き詰まった大人たちの再会と再生を描く“青春回収ヒューマンコメディー”で、同世代の役者陣から刺激を受ける日々を過ごしている。俳優生活は30年を越え、円熟味は増すものの「現場に行くのが楽しい。今がすごく楽しい」とフレッシュな言葉を重ねた。

 取材中も「ハッハッハ!」という屈託のない笑い声が響き渡る。大森は現在、仕事とプライベートの充実期にいる。

 映画研究部だった中学時代の同級生3人が37年ぶりに再会し、青春を回収する物語。2月に54歳を迎える大森は「この年で青春物をやれて貴重」と感激しきり。トリプル主演の反町や津田について「俺も2人をよく見てきた。最初のイメージとは違って、話して芝居をしていくうちに、やっぱり同世代だなという感じがしている。刺激を受けながら、やらせていただいている」と語った。

 撮影の合間に「小中の頃にプロレスの一大ブームがあったよな」「あそこの中華がうまい」「バイトいつやめた?」と同世代トークを繰り広げ、仲を深めた。劇中で登場する喫茶店のシーンに「同世代だからこその空気感を出せている」と自信を見せながら、「ほっておくと、50過ぎの芝居になっちゃう。監督さんに『テンポよく!テンポよく!』と言われている。知らないうちにテンポが落ちていく。仕方ないよね。皆、50過ぎだから」と苦笑い。物作りを通して、青春を感じている。

 18歳の頃に父で俳優の麿赤兒のマネジャーに誘われ、オーディションを受けたことが芸能界入りのきっかけ。下積みが長く、出世作は35歳で出会った07年のNHKドラマ「ハゲタカ」だった。俳優として売れるまでの駆けだし時代を「絶対に怒られるんです。Vシネマとかゴミみたいな扱いをされる。でも結局愛にあふれている。散々文句を言われても、夜に飯を食わせてもらった。酒が入るからちょっと口答えをしてみて、それで気に入られるみたいなシステム」と述懐。記者が「良い時代ですね」と共感すると、「だよね~。でもギリギリを狙うよ?バリバリに怒らせたら、あれだから」とはにかんだ。

 プライベートでは、妻で俳優の小野ゆり子(36)との間にもうけた6歳長女のパパ。47歳で父親になり、初体験の育児から刺激をもらっている。「子供はすごいなって。自由奔放でしょ?驚愕しますよ。パパ友は子供のことが出発地点で平和ですよね。アハハ」と脳裏に娘の姿を想像。娘もいずれ青春を経験するが、父としてどんな青春を味わってほしいかと問うと「好きにやってほしい。ただただお父さんのことが大好きで、良いやつでいてほしい」と答えた。

 刺激と発見から新たな青春を見つけ出す50代。「楽しい」。たった4文字に豊かで満ち足りた感情が映し出されていた。

 ◇大森南朋(おおもり・なお)1972年2月19日生まれ、東京都出身。18歳の時に父で俳優の麿赤兒のマネジャーの勧めでオーディションを受けるようになる。93年の映画「サザンウィンズ4~トウキョウ・ゲーム」で正式にデビューした。07年にドラマ「ハゲタカ」で脚光を浴び、エランドール賞の新人賞を受賞。09年の映画「ハゲタカ」で日本アカデミー賞優秀主演男優賞を受賞。兄は俳優で映画監督の大森立嗣、妻は俳優の小野ゆり子。

  ◇  ◇

 今作の脚本は「コンフィデンスマンJP」「リーガル・ハイ」「どうする家康」などの話題作を生み出した大ヒットメーカー・古沢良太氏が手がけている。古沢氏の脚本に再び触れた大森は「古沢さんと言えば、セリフの書き込みが多いなという印象。今回も脚本が面白くて、テンポも良い。共感できる世代物も色濃く描かれていて、楽しんでやらせていただいております」と感激した。28日に放送される第3話では、大森が演じる映画監督・藤巻肇にフィーチャーした回を迎える。

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