「国宝」が日本映画史上初の快挙! 米アカデミー賞メイクアップ&ヘアスタイリング賞ノミネート 李相日監督「なんて親孝行な子なんだろう」

 歌舞伎の世界を舞台に濃密な人間ドラマを描き、興行収入193億円(18日時点)と実写の日本映画としては歴代1位の大ヒットを続けている映画「国宝」が22日、第98回アカデミー賞で「メイクアップ&ヘアスタイリング賞」にノミネートされた。国際長編映画賞ではノミネートされなかった。

 メイクアップ&ヘアスタイリング部門へのノミネートは日本映画では史上初の快挙となった。同部門では日本出身のカズ・ヒロ氏が「ウイストン・チャーチル/ヒトラーから世界を救った男」と「スキャンダル」で2度受賞しているが、日本映画ではない。

 メイクアップ&ヘアスタイリング部門のノミネートのために、「国宝」のヘアメイクチームは現地時間10日に米ロサンゼルスで行われたアカデミー協会の公式イベント「Bake Off」に参加。「国宝」の50年に渡る人物像の作り方や、歌舞伎のかつらや白塗りの歴史などについて現地の映画業界に携わる人々に語った。

 ノミネートを受けて、李相日監督は「この映画は、当初の予想を遥かに超えて逞しく育った。その美しさは、アメリカをはじめ世界の人々までを魅了し、我々に大いなる驚きと喜びを与えてくれた。中でもオスカーのノミネートは格別で、最上の喜びだ。なんて親孝行な子なんだろう。生まれてくれてありがとう」と歓喜のコメント。

 ヘアメイク担当の豊川京子氏も「アメリカのアカデミー賞にノミネートされた事は本当に喜ばしい限りです。他作品のヘア&メイキャップがとても素晴らしかったのでノミネートされた事は素晴らしいです。この映画には欠かせない歌舞伎シーンでの白塗りのメイク、歌舞伎かつらが評価された事を喜ばしく思います。そして50年間の人生の流れの表現も評価して頂けた事がとても嬉しいです。この作品に携われた事を幸せに思います。監督、プロデューサー、全スタッフ、そしてキャストの皆様に感謝致します。ありがとうございました」と喜びのコメントを出している。

 授賞式は現地時間3月15日に米ロサンゼルスのドルビー・シアターで開催される。

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