楽天CEO三木谷氏 「TBS買収」は苦い教訓→騒動時に内定出た元TBSアナ「内定者に緊急招集がかかりました」
楽天グループCEOの三木谷浩史氏が今年早々に配信されたPIVOT公式チャンネルに出演し、TBSを買収しようとした2005年当時を振り返った。
MCは東野幸治、アシスタントを元TBS加藤シルビアアナウンサーが務めた。加藤アナが「楽天経済圏を広げていく中で苦い教訓は」と尋ね、三木谷氏は「TBS買収」と即座に返してそれぞれが爆笑した。05年に楽天がTBS株を大量取得し経営統合を提案。TBSは買収防衛策を発動し楽天は撤退した。
東野が、なぜ買収しようと思ったのかを尋ねた。
三木谷氏は「ひとつはピュアにネットとテレビの融合をすれば本当にいいことができるんじゃないか」と考えたことをあげ、「もうひとつは日本がだんだん衰退しているひとつの理由として、もう一度ジャーナリズムを復活させなければいけないというのがありました」と述べた。三木谷氏は「基本的に世の中のセンチメントは右に行ったり左に行ったり変わっていくじゃないですか。特にネットの世界ではフェイクニュースもいっぱいある」と話した。また、「日本も難しいところにいる。その時にメディアがフェアでしっかりした報道を、方向性を示していくということをしないと国全体で揺れてしまうと思ったんです」とも述べた。
さらに三木谷氏は「スポーツに関しても、イングランドプレミアリーグは反旗を翻した人たちが作ったんです」と指摘した。画面には同リーグについて「イングランドのトップクラブが放映権料の分配などに不満を募らせ従来のフットボール1部リーグから独立して設立」と説明があった。三木谷氏は「そこにはメディアがいた。メディアの力はいまだにすごいと思っている。楽天は世の中を少しでもよくしたいと思っているので、僭越ながらジャーナリズムをさらに世界レベルにあげていくお手伝いができればと思いました」と意図を明かした。
東野が加藤アナに、買収騒動のときはもう入社していたかを尋ねた。加藤アナは「2006年に就職活動をして内定が出たのがその年で。まさにその渦中に内定届けをいただいたんです」と振り返った。加藤アナは「ご本人を前にして言いづらいんですけど緊急招集が内定者にかかりまして。いま、くだんの件でTBSと楽天さんがどうなるか分からないということでいろいろ話が入ってくると思うけど『何もないから大丈夫』みたいな」と説明があったことを明かした。
