元NCT・テイル 集団性的暴行容疑で3年6カ月の実刑が確定 上告を最高裁が棄却と現地で報道
多国籍ボーイズグループ・NCTの元メンバー・テイル(本名:ムン・テイル=31)の集団性的暴行容疑に関する上告が最高裁で棄却され、実刑判決が確定したと27日、現地メディアのウィキツリーなどが報じた。
記事によると26日、最高裁判所は性暴力処罰法上特殊準強姦の疑いで起訴されていたテイルとその友人2人の上告棄却を決定し、一審・二審で下された判決を維持。3年6カ月の懲役刑が確定し、服役することになったという。加えて40時間の性暴力治療プログラム履修、児童・青少年および障害者の関連機関へ、5年間の就業制限命令も下されたと伝えた。
テイルは2024年6月、酒に酔った外国人女性を友人らと集団で性的暴行した疑いが持たれ、同年8月に警察の取り調べを受けた後、9月に検察へ送致された。今年7月、一審判決で懲役3年6カ月が宣告され法廷拘束されたが、容疑者3人と検察は量刑不当を理由に控訴。しかし、一審と同様の判決が下されていた。
テイルは、公判の最終弁論で「全ての罪を認めて反省する。被害者の傷はどんな言葉でも癒やすことはできないが、心からお詫び申し上げたい。一生罪を背負って生きていく」と、情状酌量を訴えていたことが伝えられた。
