シクラメンのリーダーDEppa 喉の手術を報告 「癌ではなかった」病理結果に安堵 来年がメジャーデビュー15周年
3人組ポップグループ「シクラメン」のリーダー・DEppaが27日、自身のインスタグラムを更新し、喉の手術を受けていたことを明かした。病理検査の結果、癌(がん)ではなく悪性のものでもなかったと報告し、「本当に良かった」と胸をなで下ろした。
投稿によると、DEppaは10月後半から喉の不調が続き、医師の診察を受けたところ「嫌な予感がする」と告げられたという。11月に入って複数回の診察を経て、「年内に手術したほうがいい」と判断され、12月22日から入院。喉の手術を受けた。
医師からは「白板症、もしくは癌の可能性がある」と説明を受けたといい、喉頭白板症は喉頭癌との鑑別が難しいため、組織の生検が必要だったという。手術は23日に行われ、11年ぶりの全身麻酔となったほか、術後は3日間にわたって筆談で過ごしたことも明かした。
その後の病理検査で、採取した組織は癌ではなく、悪性でもないと診断された。「先生から『癌かもしれない』と言われてから、悪夢ばかり見る日々が続いていた」と当時の心境を吐露し、「音楽の道もここまでか、と切実に思った」と不安を抱えていたことを告白。診断結果を受け、「今日ようやく少し心が軽くなりました」と率直な思いをつづった。
投稿では「定期検診、健康診断、しっかりやっておきましょう!」と呼びかけるとともに、「まずはリハビリを頑張る」と前向きな姿勢を示した。2026年に向けて「心も身体も喉も万全にして、全力で走り切る」と決意を新たにし、「15周年イヤーを最高の1年にしたい」とファンへメッセージを送っている。
「シクラメン」はメインボーカルで実弟の肉だんご、トラックメーカー・電球の3人グループ。2011年に「僕の宝物」でメジャーデビューし、来年がメジャーデビュー15周年となる。1月31日には群馬の昌賢学園まえばしホールでワンマンライブを予定。12月のまた全国28会場でのライブも予定している。
