松下奈緒 「選択を間違ったことはない、と信じている」 自身の人生観語る「自分で選んだことだから」
俳優の松下奈緒が26日、大阪市内で1月5日スタートのカンテレ・フジテレビ系主演ドラマ「夫に間違いありません」(月曜、後10・00)の取材会に出席した。
松下が演じるのはある日突然、夫が失踪した主婦。警察から川で事故死したことを告げられ、その目で遺体も確認したが、1年後、亡くなったはずの夫が帰ってくる。夫の失踪理由や、遺体の正体、受け取ってしまった保険金の行方など、実話から着想を得たオリジナルストーリーが展開される。
夫との再会からさまざまな出来事に巻き込まれていく役柄に、松下は「演じていて心がすっごく疲れました」と、率直に語る。「(主人公は)いろんなものに耐えて、心の中でかみしめながら、笑顔を見せてカモフラージュするというのが、すごくしんどい。と思いながらも、楽しんでいる自分もいて、それに怖いな、と思いました」と、苦笑した。
作品ではひとつの間違いがさらなるドラマを呼ぶが、私生活においては「人生において何か選択を間違った、ということはない、と自分の中では信じています」と断言。「もし今後間違っていたとしても、自分で選んだことだから、と思えるように自信を持っておこうと思います」と言葉に力を込めた。
クリスマスも撮影だったという松下。全力投球中の作品を、「家族だから言えないことって、どんな方でも持っていると思う。最終的にどういう選択をするのが(主人公の)人生にふさわしいのか、一緒に見届けていただけたら」とアピールした。
