玉川徹氏、パーキンソン病罹患の美川憲一へ「希望ある」数年後の根本治療の可能性指摘「希望持ってリハビリ続けていただきい」
元テレビ朝日社員の玉川徹氏が11日、テレビ朝日系「羽鳥慎一モーニングショー」に出演。パーキンソン病に罹患していることを公表している歌手の美川憲一について言及した。
番組では、美川が10日、都内で会見を開催し、病状を報告したことを取り上げた。9月に洞不全症候群と診断され、心臓にペースメーカーを入れる手術を受けたが、術後に違和感を覚え、再度精密検査を受けたところ、パーキンソン病が判明。病を公表して以来、初の公の場となった。美川は会見で「パーキンソンという難病にもかかりまして、現代医学では治らない。リハビリをしながら努力してしぶとくコンサートをやっていきたい。私の活動を通して、少しでも勇気づけられたら」などとと語った。
玉川氏は「美川は根本的な治療法はないっておっしゃってましたけど、現状そうなんですけど、ただ希望もあってですね」と切り出した。
続けて「京都大学のIPS研究所の方で、ドーパミンを産生する細胞をIPSから作って、それを移植する治験というのが2018年から行われていて。今年、第1種の治験になると思うんですけど、安全性とかを確かめる。それが今年4月に『ネイチャー』に掲載されまして、有効性が確認されたと。第1種なんでまずは有害事象があるかどうかを中心に調べられるんですけど、プラスアルファで有効性も確認出来たという話なんで」とパーキンソン病に対しての医療の現状を説明した。
今後についても「あと何年かすると、この治療法が多くの患者さんの福音になるんじゃないかなと思って。希望を持ってリハビリを続けていただきいなと思います」と述べた。羽鳥アナが「根本治療に道は進んでいると?」と尋ねると、玉川氏は「はい、進んでます」とキッパリと話していた。
