加藤茶 パーキンソン症候群悪化で死を覚悟 映像に衝撃「完璧と思ってた」

 加藤茶
加藤綾菜さんのインスタグラム@katoayana0412より
2枚

 タレントの加藤茶(79)と妻の綾菜さん(34)が14日、TBS系「中居正広の金スマSP」に出演。加藤が自身のパーキンソン症候群についてコメントした。

 2人のなれ初めから現在に至るまでの軌跡を特集。この中で2014年6月9日にNHKで放送された「鶴瓶の家族に乾杯」の映像が流された。鶴瓶が「大丈夫ですか?本当に」と尋ねると加藤はやや間を空けて「まぁまぁ大丈夫」。1人でのトーク部分もややろれつが回っていなかった。「ちょっと反応遅いですよ」という鶴瓶に、ワイプの中の綾菜さんも「本当だ、久々に見たら」と納得しながら現在との違いに驚いていた。

 その後加藤は手が震えるなどの症状が出始め、医師の診断は「パーキンソン症候群」だった。「パーキンソン症候群」は原因は違うが「パーキンソン病」と似た症状で、運動障害が出るという。

 加藤は寝たきりとなり、57キロあった体重は38キロにまで落ちた。命の危険も伝えられ、綾菜さんは加藤の友人らに連絡して面会させるようにした。加藤は綾菜さんに「おれが死んだら、再婚して子供を作って幸せになってくれよな」と伝えたこともあった。綾菜さんは「再婚せんし、カトちゃんは死なない」と宣言したという。

 綾菜さんは必死に看病。減塩専門の料理教室にも通うなどした。介護食アドバイザー、生活習慣病予防アドバイザー、食育インストラクター、介護福祉実務者研修(かつてのホームヘルパー1級)などの資格も取得した。加藤の食事も、野菜を食べさせるように改善した。綾菜さんの献身的なサポートもあり加藤は見事に回復。79歳の現在もステージに立つなどしている。

 綾菜さんは加藤の「家族に乾杯」の動画を見ながら「あんなにろれつ回ってなかったのね」。加藤は「ひどかったな。あれ、自分じゃ完璧にこなしてると思ってる」と驚きながら振り返っていた。

 綾菜さんは14日のインスタグラムで番組出演時の加藤との2ショットを掲載。「あの日の夜。辛かった事や歯を食いしばって生きてきた時期もあったなと思い出しました。」と番組に感謝した。

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