樋口了一が俳優業初挑戦 自身と同じパーキンソン病の役「わかること伝えられたら」

 自身と同じパーキンソン病の役を演じる樋口了一
 演技初挑戦の樋口了一(右)と抜てきした古新舜監督
 自身と同じパーキンソン病の役を演じる樋口了一
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 シンガー・ソングライターの樋口了一(58)が、映画「いまダンスをするのは誰だ?」(来年夏公開予定)で俳優業初挑戦にして初主演を務めることが31日、分かった。樋口は2012年にパーキンソン病を公表し、現在は闘病しながら地元熊本を拠点に音楽活動を続けている。

 演じる主人公もパーキンソン病の役設定。自身と重なる役柄に驚いたが「僕自身の病気の症状も出るかもしれませんが、当事者だからわかることが伝えられたら」と体当たりで新境地に臨んでいる。映画と同名主題歌「いまダンスをするのは誰だ?」(9月7日配信)も担当している。

 樋口は09年に「手紙~親愛なる子供たちへ~」で日本レコード大賞優秀作品賞を受賞。

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