韓国人気女優のNetflixW主演作が公開から間もなく違法サイトへ流出 深刻な経済的損失の危機
韓国の大ヒットドラマ「プラハの恋人」や「イルタ・スキャンダル -恋は特訓コースで-」などで主演を務めた女優のチョン・ドヨンと、ドラマ「トッケビ~君がくれた愛しい日々~」「ユミの細胞たち」シリーズで知られる人気女優のキム・ゴウンが主演を務めたNetflixドラマ「告白の対価」(邦題)が、5日の配信開始から間もなく違法ストリーミングサイトに流出し、波紋を広げていると8日、現地メディアのヘラルド経済などが報じた。
同作は、夫を殺した容疑者として収監されたユンス(チョン・ドヨン)と、魔女と呼ばれる謎の人物・モウン(キム・ゴウン)の間で起こる出来事を描いたミステリースリラーで、19歳以下の視聴が不可となっている。
記事によると、映像コンテンツ違法サイト「000」に「告白の対価」がアップロードされていることが確認され、無料視聴が可能になっていたという。同作は、莫大(ばくだい)な制作費が投入されたとして話題を集めており、違法サイトへの流出は、オリジナルコンテンツの成否を左右する“超敏感な問題”だと伝えた。
Netflixは最近も、今年最大の話題作「イカゲーム3」「フィジカル100:ASIA」などの、巨額を投資した作品が相次いで違法サイトに流出しており、Kコンテンツの被害は拡大するばかりだとした。また違法ストリーミングサイトは著作権産業にも深刻な経済的損失を生み出しているとし、視聴行為がさらに巧妙化していることで、合法市場全体を脅かしていると伝えている。
