俳優の間宮祥太朗と新木優子がダブル主演する日本テレビ「良いこと悪いこと」は６日に第８話「７人」が放送された。

　ラストでキング（間宮）らが忘れていた「ドの子＝瀬戸紫苑」の存在が明らかとなり、物語は最終盤に突入した。転校生のどの子（新木）が「誰ですか？」と質問していることから、転校してくる前に学校を去った生徒と推察される。キングたちがどの子の前にいじめの対象にしていた人物となる。

　ここにきてキングの描いた「夢の絵」に注目が集まっている。キングの絵は、ヒーローが紫色のキャラクターを踏みつけている構図で、左上部に描かれた虹は紫を除いた６色。ヒーローが敵をやっつけているようにしか見えなかった絵だが、紫＝紫苑を踏みつけている＝いじめている絵のようにダブルミーニングされていたとみられる。

　タイトルを伏線的に回収する仕掛けの１つと考えられ、Ｘでは「このキングの絵だけで二つの意味があるってことだよね？キングの夢『ヒーローになって悪いやつをやっつける』←良いこ（いい子）と　『しおん（紫苑）をいじめてるキング』←悪いこ（悪い子）と」「キングの絵で紫のクマが退治されている件は回収されると思うが、これは果たして良いことか悪いことかってことか、うーむ」「キングの夢の悪役は紫のクマ　紫の紫苑をキングが成敗する暗示なら　瀬戸紫苑は生きて復讐してることになる」「どなたかが仰ってたようにキングが描いた絵の虹が６色。最後の紫がない。虹の７色はニュートンが太陽光を７つの音階（ドレミファソラシ）に対応させて分けた事が由来のよう。」などの声が並んでいる。