ＡＫＢ４８が、大みそかの「第７６回ＮＨＫ紅白歌合戦」（総合など、後７・２０）に出演することが３日、発表された。８日に２０周年を迎えるグループが６年ぶりに復帰を果たす。

　ＡＫＢ４８は０７年に「アキバ枠」で初出場し、０９年からは１９年まで１１年連続で出場。１４日の段階では出場者に名前はなかったが、追加で発表された。総監督の倉野尾成美（２５）は「この貴重な経験を、どう受け止めて、どう次の２１年目につなげていくかが大切。ただ楽しかったで終わらせることのないように臨みます」と力を込めた。

　８月には６６枚目シングル「Ｏｈ　ｍｙ　ｐｕｍｐｋｉｎ！」を発売。同作には前田敦子、高橋みなみ、小嶋陽菜、指原莉乃が参加し、注目を集めた。アニバーサリーイヤーのアーティストをキャスティングする同番組の傾向も追い風となった。

　今回の紅白には現役メンバーに加えて卒業メンバーから前田、高橋、小嶋、板野友美、峯岸みなみ、大島優子、柏木由紀、指原の８人も駆けつける。小栗有以は「とてもうれしく思います。２０年間の物語を紡いできたＡＫＢ４８の魅力を全力で届けられるよう頑張ります」と誓った。