田原総一朗氏が問題発言の「激論!クロスファイア」が打ち切り決定「モラルを逸脱している」
司会を務める田原総一朗氏(91)の不適切発言が問題視されていたBS朝日の討論番組「激論!クロスファイア」(日曜、後6・00)の放送が終了することが24日、同局から発表された。
同局は公式サイトで、臨時取締役会を開催して協議した結果「田原氏の発言は政治討論番組としてのモラルを逸脱していると判断し、当該放送回をもって番組を終了することを決定いたしました」と公表。不適切発言の編集を怠ったとして、編成制作局長を懲戒処分としたことも明かした。
田原氏は19日放送の同番組で、選択的夫婦別姓に否定的な姿勢の自民党・高市早苗氏を批判した立憲民主党・辻元清美氏、社民党・福島瑞穂氏に対し「『あんな奴は死んでしまえ』と言えばいい」と発言し、問題となっていた。
田原氏は23日に自身のX(旧ツイッター)で、番組内の発言について謝罪し「発言の主旨は、野党に檄を飛ばそうとしたものですが、きわめて不適切な表現となり、深く反省しております。本当に申し訳ございませんでした」と釈明していた。
